ストレプトフィラは、厚みのある葉がくるくるとカールする独特の姿が魅力のエアプランツです。
乾燥すると葉が強くカールし、水分が十分だとふんわりと伸びるように姿を変えるため、水やりの状態が一目で分かりやすい植物です。
中南米原産で、乾いた樹上や岩場に着生して育つ種類のため、土を使わずに飾れるインテリア性の高いグリーンとして人気があります。
明るい場所で育てると、トリコーム(葉の白い毛)が光を柔らかく反射し、やや銀色がかった質感になるのも特徴です。
生長するとピンクがかった花序を上げ、淡い花色とのコントラストも楽しめます。
サイズは小ぶりで場所を取らないため、デスクや棚、ガラス容器などにも飾りやすく、複数並べてコレクションするのにも適しています。
■タイプ
Tillandsia streptophylla
ブロメリア科チランジア属
耐寒性多年草・非耐寒性
■育て方
ストレプトフィラは、明るく風通しの良い環境を好みます。
室内ではレースカーテン越しの日差しが入る窓辺など、明るい日陰〜半日陰程度に置くと元気に育ちます。
直射日光に長時間当てると葉焼けを起こすことがあるため、夏場の強い西日や真上からの直射は避けてください。
風通しはとても重要で、水やり後に素早く乾く環境ほど病気や腐りにくくなりますので、サーキュレーターや窓開けなどで空気が動く場所を選ぶと安心です。
置き場所をとらないため、流木やコルク板、ガラスベース、ワイヤーなどに固定してディスプレイすると、おしゃれなインテリアとして長く楽しめます。
■耐寒性
やや弱い
目安10℃前後以上で管理
■置き場
成長期(春〜秋)は、明るい半日陰で風通しの良い場所が適しています。
室内なら、直射日光を避けた窓辺や明るいリビング、屋外なら雨の当たりにくい軒下やベランダの明るい日陰が理想的です。
真夏は高温と強光でダメージを受けやすいため、直射日光を避け、朝夕の柔らかい光が当たる程度に調整してください。
休眠期(冬)は、最低気温が10℃を下回らない室内に取り込み、明るい窓辺や植物用ライトの下で管理します。
冷え込みが強い地域では、ガラス越しでも夜間の窓辺は冷えやすいため、カーテン内側に移動するなどして冷気から遠ざけてください。
■水やり
ストレプトフィラは、見た目によらず水を好むタイプのエアプランツです。
生育期の春〜秋は、週2〜3回を目安に株全体がしっかり濡れるようミスティング(霧吹き)するか、10分程度のソーキング(浸水)を行います。
水やりは朝〜日中の暖かい時間帯に行い、4時間以内にしっかり乾くよう、風通しの良い場所で乾かしてください。
水やりの後に株元に水が溜まったままだと腐りやすいため、逆さにして余分な水を切ると安心です。
冬は低温期で蒸れやすいため、水やりの回数を週1回程度に減らし、軽めのミスティングを中心にして管理します。